どこかにビューーン!を使ってみたので申込み方法やポイントを徹底解説!【お得に旅行】

 

当ページのリンクには広告が含まれる場合がありますが、紹介しているサービス・製品はいずれも自ら選定したものです。

 

どこかにビューーン!とは、2022年12月より始まったサービスです。

JREポイントというJR東日本専用のポイントを使うことだけの方法での利用にはなりますが、普通に新幹線代を払っていくより実質的に破格の値段で旅行ができるものになっています。

この記事では、どこかにビューーン!のサービス解説のほか、公式HP見ただけではわからない実際に使ってみてわかった注意点やポイントなどもわかりやすく紹介します!

 

こんな方におすすめ!

どこかにビューーン!がどんなサービスか気になる!

関東・東北・信越エリアをお得に旅行したい!

どんなところに行けるかのワクワク感を感じたい!

新しい旅行先を開拓したい!

 

 

どこかにビューーンってどんなサービス?

どこかにビューーンの特徴としてはこんな感じです。

  • えきねっとの会員登録が必要
  • JR東日本管内の新幹線&駅から選ばれる4つの中からランダムで決まった1駅が行き先
  • JR東日本のポイントサービス「JREポイント」5,000~6,000P/人を使って往復で利用できる
  • 東京・上野・大宮・仙台・盛岡・新潟・長野駅が出発駅
  • 往路・復路の出発時間の指定・座席変更は可
  • 出発日の21日前から申込可

順番に見ていきましょう!

えきねっとへの会員登録が必要

どこかにビューーン!はえきねっとのサービスの1つなので、えきねっとの登録が必要です。

未登録の方はここから登録できます。

ちなみに、えきねっと経由で新幹線や特急を予約すればJREポイントが貯まる(*)ほか、みどりの窓口で並んで買う手間も省けるので何かと便利です!

 *JR東日本管内の路線の予約に限ります

選ばれる4つの中からランダムで決まった1駅が行き先

サービス自体がJR東日本のものなので、JR東日本管内の新幹線とその駅が対象です。

 

出典:JR東日本-どこかにビューーン!公式HP

仕組みとして、各新幹線の駅から重複しないように4つの駅が候補として挙がり、その中からランダムで決まった1駅が行き先になるというもの。

例えばこんな感じ↓

 ×  新潟・ガーラ湯沢・秋田・新青森(同じ上越新幹線から2駅以上は出ない)

 ×  秋田・山形・燕三条・糸魚川(北陸新幹線は糸魚川から先はJR東日本ではなくなるので対象外)

 ○  盛岡・軽井沢・新潟・米沢(それぞれのJR東日本の路線から1駅ずつ選出)

このように、1つの路線から2駅以上は候補にならず、北陸新幹線に関しては上越妙高駅までがJR東日本管内になるため、糸魚川から先はサービス対象外となっています。

また、東京・上野・大宮駅から出発する場合において、高崎と宇都宮に関しては近すぎるためかこちらも候補にならないようになっています。

JREポイント5,000P~6,000Pで利用できる

JR東日本専用のポイントを消費しなければならないのは難点ですが、5,000P~6,000P(出発駅による)で往復の新幹線が指定席で乗れます。

JREポイントは1P=1円分として使えるので、実質5,000円~6,000円で往復新幹線が乗れるとんでもない割引率です。

実際に東京駅(6,000P)を出発駅として、対象の駅で最も遠い新青森と最も近い安中榛名の往復料金を比べてみると・・・

 通常の切符通常のJREポイント交換どこかにビューーン!
東京

安中榛名
11,500円

 9,240P
  (実質 9,240円)

6,000P
(実質6,000円)
東京

新青森
36,140円24,220P
(実質24,220円)
6,000P
(実質6,000円)

このような結果となります。

東京駅から最も近い安中榛名でも47.8%の割引率、東京駅から最も遠い新青森は83.4%の割引率ということになります。

もちろん当たるか当たらないかの運要素はありますが、どこを取ってもかなりお得に旅行へ行けることがわかります。

出発駅に設定できるのは7駅

往路の出発駅に設定できるのは東京・上野・大宮・仙台・盛岡・新潟・長野駅になります。

サービス開始当初は東京・上野・大宮駅しか出発駅に設定できなかったので実質的に関東圏内在住者向けのサービスでしたが、2023年12月より仙台・盛岡・新潟・長野駅が出発駅として追加され関東以外の方でも利用できるようになりました。

特に仙台・盛岡・新潟・長野駅から出発する場合は東京駅も候補になるので、選ばれればお得に東京方面に行けるようになったのも魅力的です。

なお、出発駅ごとの使用ポイント数は次の通りです。

 東京・上野・大宮駅・・・6,000P

 仙台・盛岡・新潟・長野駅・・・5,000P

 

出発時間と座席の指定

詳しくは予約手順で後述しますが、出発時間と帰着時間は一定の時間の範囲は決めることができ、そこから空き状況を踏まえて自動で割り振られる仕組みになっていますので、細かい出発・帰着時間までは決めることができません。

また、座席に関しては乗る新幹線が決まった段階では自動で割り振られますが、後からえきねっとのマイページでの空いている座席に変更することができます。

出発日の21日前から申込可

申し込みができるのは出発する日の21日前から、例えば4/1から旅行に行きたいとすると21日前の3/11から申し込みができるということになりますが、正直かなりタイトです。

もちろん申し込んですぐに結果が届くわけではないので、結果が届いてから出発まで(約2週間半)の間で泊まる宿の確保、どの観光地へ行きどの店へ行くかの予定を立てなければなりません。

このサービスは破格のお得感で新たな魅力発見のある旅行ができることが利点ですが、個人的にこの予定組みが一番難しいところだと思います。

 

申込み方法とポイント

ここからはどこかにビューーン!の申込み手順や、実際に使ってみて感じたポイントを紹介していきます!

簡単な流れ

  • 発着駅・出発日・時間帯・人数を決める
  • 行き先候補を検索する
  • JREポイントを消費するアカウントを選ぶ
  • 申し込む
  • 確定メールが来たら交通系ICカードと紐づけ
  • 座席指定

発着駅・出発日・時間帯・人数を決める

ポイント

発着駅:東京・上野・大宮・仙台・盛岡・新潟・長野のいずれか

出発日:申込日の6日~21日後を選べます

帰着日:乗車日を含めた7日以内の日

人 数:おとな・こども含めて最大6名まで

時間帯はこのように一定のまとまりから選びます。

例えば、9:00頃に出発したいから「6:00~9:59」を選ぶ、というのは注意!

その日の空き状態によっては6:00や7:00の出発が充てられる可能性があり、現地で楽しむ時間は増えますがかなり朝の出発が早くなってしまいます。

帰りの時間も「思ったより帰りが早くなった…。」「帰りが遅くなった」など同じことが言えますので、出発前日や帰着翌日のお仕事等の状況も踏まえて出発時間・帰着時間はよく吟味しましょう!

行き先候補を検索する

各項目を入力して検索すると4つの行き先候補地が出てきます。

これで確定!…というわけではなく、目当てにしたい候補地が出てくるまで再検索できます!

予め「ここが当たったらここ行ってみよう!」など、どの候補地が出てもいいようにプランを立てておくと本命が当たらなくても楽しむことができます。

納得のいく候補地が出てきたら「この4つの駅で申し込む」で申し込み画面に移ります。

ポイント

検索上限は公表はされていませんが、ちょっとした裏ワザとして万が一検索上限になってしまった場合は別のブラウザ(PC⇒スマホなど)で申し込みをすることで再度検索しなおすことができます!

 

僕が申し込みをした際は20回ほど再検索をかけて、本命の新潟(佐渡島目当て)と一度行きたかった秋田、最上川舟下りが気になる新庄と野沢温泉が気になる飯山が候補になった時点で決めました!

JREポイントを消費するアカウントを選ぶ

画面を進めるとポイント利用者設定画面になります。

ポイント利用者は同行人数まで表示され、例えば2人でどこかにビューーン!を使う場合で「1人」を選んだら申込者のJREポイントを、「2人」を選んだら申込者本人と同行者のJREポイントをそれぞれ消費することができます。

2人以上を選んだ場合は同行者手続き用のURLが発行されるので、ポイントを消費してもらう同行者に共有して手続きしてもらう必要があります。

 

 

最後に申込み内容の確認をして完了です!

およそ1日~3日以内には行き先確定のメールが来るので、楽しみに待ちましょう!

確定メールが来たら交通系ICカードと紐づけ

 

遅くとも3日以内には行き先確定のメールが届きます。

届いたらいよいよ結果確認です!

今回は申し込みから約20時間後にメールが来たよ!人によっては4時間後に来ることもあるそう、、、

こちらが行き先の結果!

この時点で行き先だけでなく、往復の列車と座席についても割り振りが確定になります。

行き先が決まったら「マイトラベルページに移動する」から往復の新幹線の情報を交通系ICカードと紐づけします。

出典:えきねっとJRきっぷご利用ガイド

往路・復路それぞれの座席に申込者と同行者の交通系ICカードを紐づけることで座席を抑えることになります。

座席については発車時刻より前までであれば変更できます。

また、ここで紐づけられる交通系ICカードは、Suica以外のICカードも紐づけ可能です。

紐づけ画面で「-- ▼」を押すと二文字のアルファベットの一覧が出てくるので、カードの裏にあるアルファベットに続く番号(モバイルはアプリ等で確認)を入力して登録します。

以下は略称とそのICカードの名称になりますので登録の際にご参照ください!

紐づけできるICカード

JE:モバイルSuica・Suica・Apple Payなど他社アプリで発行したSuica・障害者用Suica・モノレールSuica・りんかいSuica・AOPASSやtotraなどのSuica機能がある地域連携ICカード
PB:PASMO・モバイルPASMO・障害者用PASMO
JH:Kitaca
JC:TOICA
TP:manaca
JW:ICOCA・モバイルICOCA
SU:PiTaPa
JK:SUGOCA
NR:nimoca
FC:はやかけん

ここまで終わればあとは出発を待つのみです!

こちらの記事では、今回のどこかにビューーン!で選ばれた新潟の旅行プランやおすすめを紹介していますので、チェックしてみてください!

ちょっとした失敗談もありますw

こちらもCHECK!

車なしで行ける!新潟食巡り2泊3日旅行・観光プランを紹介!|電車とバスで旅行

  中には旅行雑誌を見ていても「車でしか行けないところしかない…」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。 この記事では、実際に車を使わずに行った新潟市内・佐渡島2泊3日旅行を紹介しま ...

続きを見る

 

その他のポイントや注意点

ポイント

途中乗車と途中下車

出発駅から確定した到着駅との間であれば途中乗車と途中下車ができます。

例えば、東京⇒新潟間であれば上野駅乗車、ガーラ湯沢駅下車、といったこともできます。

ただし、一度降りてしまうと新潟駅までは自己負担で行かなければならなくなりますが、自分と同行者の近い出発駅が違う場合でもわざわざ設定した出発駅に集合しなくて済むのはいいところです。

当日必要なものはICカードだけ!

どこかにビューーン!で確定した新幹線の情報は登録したICカードに紐づける「新幹線eチケット」というチケットレスサービスの一つなので、きっぷは発行されません。

当日は紐づけたICカードを改札にかざすだけ!

通るまでちゃんと登録されているか不安になりますが、ちゃんと通れますので安心してくださいね!(僕は直前まで不安でしたw)

なお、改札を通ると「座席票発行機」があり、こちらに紐づけしたICカードをかざすことで抑えた座席の情報を出力することができます。

 

注意点

子どもの扱い

JR東日本では「おとな」と「こども」を次のように区分しています。

このうち、「こども」以上と「おとな」か「こども」1人に対して幼児が2人を超える場合に3人目以降の人数に関しては「こども」として申込み(=運賃がかかる)と定義されています。

どこかにビューーン!においても同様になるため、小学生以上1人か大人1人に対して2人を超えた人数分、5,000P~6,000Pを消費することになります。

参考:おとなとこども:JR

ICカード紐づけ後の状態がわかりずらい

ICカードを紐づけた後、えきねっとでは「ICカードと紐づかれている」ことはわかりますが、カード・モバイル問わずICカード側で新幹線の情報を見る術が現状ありません。

僕が改札通る直前まで不安だったのはここが一番大きいです。

万が一のことを考え、時間に余裕をもって改札を通ることをおすすめします。

キャンセル・変更は不可

旅行者や出発時間など、座席以外の変更やキャンセル一切できません。

また、旅行自体の取り消しはできるものの、ポイントは一切返ってきませんので注意!

乗り遅れた時の対応

どこかにビューーン!に限らずですが、万が一指定席の列車に乗り遅れてしまった場合、当日限りで後続車の自由席か立ち席を利用できます。

ただし、後続車で指定席を座る場合は別で指定席料金の特急券を購入する必要があります。

 

JREポイントを効率よく貯める方法

JREポイントはクレジットカードやポイントサイトの交換先に設定されているところがほぼなく、貯める方法が限られているので人数分のポイントが貯めずらいのが強いて言えばのデメリット。

現時点でJREポイントを効率よく貯める方法として、ビュー・ゴールドプラスの利用があります。

ブランド 

年会費
(家族会員)

11,000円(税込)
(1枚目無料、2枚目以降3,300円(税込))

還元率

0.5%~10%

付帯機能

Suica、定期券、JREポイント

JR東日本ユーザーにとっては欠かせないのがこのビュー・ゴールドプラス。

これ1枚でSuica・定期券・JREポイントカードの3つが使えモバイルSuica定期券で6%、えきねっとでのきっぷ予約やモバイルSuicaでのグリーン券購入で10%と高還元率になっています。

JR東日本が通勤区間でモバイルSuica定期券が使える会社にお勤めであれば、より効率的にポイントが貯められます。

また、年間利用額に応じたボーナスポイントや東京駅・空港のラウンジも利用できるようになります。

利用額によっては年会費相当の回収も可能です。

本記事投稿時点で、モッピーを経由してカードを発行すると、ビュー・ゴールドプラスの入会特典とは別で11,000Pもらえます。

モッピーの登録自体は無料で一切費用はかかりません!

 

モッピーHPはこちら!

 

こちらの記事では、ビューカードのメリットやデメリット、より効率よくJREポイントを貯める方法を徹底解説しています。

ビューカードの選び方やJREポイントの貯め方について知りたい方は是非こちらもチェックしてみてください!

こちらもCHECK!

【2024年最新版】貯めづらいJREポイントの効率良い貯め方とおすすめの使い方を徹底解説!

  この記事ではJREポイントを効率よく貯める方法やお得に旅行へ行ける使い方を2つに絞って紹介します! 使い方次第では少ないポイントで旅行の移動費を浮かせることもできますので、お得に旅行をし ...

続きを見る

 

まとめ

  • えきねっとの会員登録が必要
  • 4つの候補からランダムで選ばれた1つが旅行の行き先
  • JREポイント5,000P~6,000P=半額以下で新幹線を往復できる
  • 旅程を組むのが少し難しい
  • 未就学児までは無料
  • JREポイントを効率よく貯めるならビューゴールドプラスがおすすめ

とてもお得に旅行へ行けるサービスなので、是非どこに決まるかのワクワク感や新しい発見を体験してみてくださいね!

 

▼どこかにビューーン!でも行ける山形・米沢~赤湯エリアの観光プランも紹介しています!

こちらもCHECK!

車なしで行ける!山形観光1泊2日モデルコースを紹介!|電車とバスで旅行

    山形は県内全ての市町村に温泉がある温泉大国であったり米沢牛が有名ですが、実はワインも美味しいものが揃っています。 そこでこの記事では、「ワイン巡りと赤湯温泉」を主なコンセプ ...

続きを見る

 

-お得情報